インターナショナルスクールは何故良いの？

子どもが幼少時に海外在住で、自身も日本の英語保育施設で働いた経験がある者です。

結論から言うと、インターナショナルスクール⁈はあまり賛成できません。
一つには、幼児期の英語教育が全く効果がないとは思いませんが(耳が慣れる。話せないけど聞き取れるようになる。将来的に英語好きになる可能性がある、という効果が期待できる)、それにかける費用と時間を考えると非常に効果が少ない、というかあまりにも効率が悪いという理由からです。

もう一つは、こちらの方が重要ですが、英語保育の場合、スタッフが保育士、または幼稚園教諭である前に、バイリンガルであることを重要視するので、結果的に保育者としてレベルの低い人たちに子どもを預けることになります。私もが働いていた英語保育施設は全国展開しているところですが酷いものでした。スタッフが本当の意味で子どもというものを知らないのです。発達段階に応じた関わり方もできません。
例えば、1歳代の子がお昼ごはんをこぼして汚したとします。怒って「そんなことをするならおやつあげられない。いい？」と聞き、子どもが頷いてしまおうものなら、3時間後のおやつの時間に本当におやつを抜きます。一歳の子どもに真面目に3時間後の罰を与えてしまうのです。

まさかと思うでしょうが実話です。英語よりも、保育理念や教育理念がしっかりしていて、ちゃんと子どもの発達のことを勉強してきた保育者がいるところをお勧めします。保育園や保育園替わりと考えているなら、園生活が長くなるので、保育者の影響は非常に大きいです。私は例の英語保育施設で性格を歪めらた子どもを何人も見てきました。
今から変えられると良いですが。