ワンちゃんを飼った方又は過去に飼っていた方への相談です。 主45歳、主人47歳 子供無し 子供には恵まれませんでした。その事については質問は控えさせて下

19歳の老犬を看取った者です。
完璧な老衰でした。骨と皮だけの姿になり、眠るように亡くなりました。

死んでしまったとき、涙は出ましたが、
不思議と悲しくはなかった。

この子の19年は、きっと幸せだっただろうという確信があったからです。
「悲しい」よりも「送り出せてやれた」の気持ちのほうが大きかったためです。

野良犬として拾った子犬の頃から、与えられる限りの愛情を尽くしました。
休みの日は犬が「まだ行きたい」と言えば2時間でも3時間でも散歩してやりました。犬のほうに「もうまいった」と言わせてみたくて5時間歩き回ったこともあります。（結局負けたのは私でしたが）

食べ物も、いいものあげてました。
刺身を買ったら半分こ。
犬にもやりたいから、ステーキ焼いても味付けなし。
野菜も好きな子だったため、農家へ新鮮キャベツを一緒に買いにいったりしてました。

やれるだけのことは全てやりつくし、休みの日は常に共に楽しみました。

だから、一切の悔いがなく、死んでしまった今も、おかしい表現ですが清々しい気分です。

「会いたいなぁ」と思うことはあります。しかしそう考えてるときの私たち夫婦は、悲しみの顔ではなく、ニコニコと微笑んだ表情です。

主さんのワンちゃんも、主さんが愛情いっぱいに育ててあげて看取ったのなら、きっと幸せだったと私は思います。

「幸せにしてやれたのだから悲しむ必要はない」
そう気持ちに切り替われば、少しは心の傷も癒えるかもしれませんね。。