身内が倒れて意識を失い、一命をとりとめたものの、低酸素脳症と診断され現在集中治療室で過ごしています。 体を極限まで冷やして過ごし、現在は自身の体温に戻り、鎮静

それは大変なことで、お悩みも深いでしょうし、あなたも心身ともにお疲れのことでしょう。

おそらくは、脳に障害を受けたと考えられますよね。

ただ、人間の脳のことは、まだほとんど解明されていないのが、医学・科学の実情です。

だからよく、奇跡のようなことが起こるらしいですね。

5年、10年経ってから植物状態から回復する人。

言語野を失ったのに、なぜかしゃべれるようになった人。

認知症がなぜか回復に向かいだす人。

など、枚挙にいとまがないほどです。理由はまだ分かっていません。ただ、脳の回復力には、人によって驚異的なことがある、ということは事実のようです。


気を付けていただきたいのは、お医者様は責任ある方ですから、上記のような、あるかないか分からないような楽観的な話はしないでしょうし、聞いても否定されることが多いと思います。

いわばオカルト、いわば民間療法や怪しい宗教のような話でもありますから。

また、何か脳には、やはり刺激（家族の声、手を握るなどのふれあい）がいいのではないか？とも言われていますが、これも証明されたわけではありません。

それから、やはりこういう分野になると、裏で情報が回って、あなたをカモにしようと怪しい宗教や詐欺師が近づいてくることがあります。
突然あなたの家に来て、「この家に最近、不幸なことが、例えば倒れて戻らない方がいるとか」など言い出す人や、偶然を装って病院で声を掛けてくる詐欺師などがいます。

そういうのにも気を付けてください。

後、もしこの先、脳死と判定することがあれば、それが覆って甦ることはないと思った方がいいでしょう。反応があることから、脳死にはならないと思いますが。