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はいからさんが通る。1987年。実写映画。主演は、南野陽子&阿部寛。原作…
はいからさんが通る。1987年。実写映画。主演は、南野陽子&阿部寛。原作は、70年代に大ブームとなった、大和和紀先生の同名少女漫画。大正時代、デモクラシーや女性の社会進出、大正7年(1918)シベリア出兵〜大正12年(1923)関東大震災などの世相を絡めて描いたギャグ要素の強いラブコメディ。【以下ネタバレあります】
つくねや木村屋のアンパンが大好物で食いしん坊の花村紅緒(南野陽子)は、お転婆なじゃじゃ馬娘。竹刀を取らせれば無双の腕っ節は、車男の牛五郎を叩きのめし、子分にしてしまうほど。ある日、華族の伊集院家に行儀見習いに行かされるが、そこで、帝国陸軍の若き青年将校・伊集院忍(阿部寛)に出会い、二人は許嫁だと聞かされるが、〜。
偉大な原作の人気にあやかったアイドル映画などと揶揄する声もあったが、「スケバン刑事」以来、2回目の映画出演となる、南野陽子さんの新鮮な演技は、「紅緒っぽい」熱演。また、モデルから俳優に転向した、阿部寛さんのカッコ良さは、まさに少女漫画から飛び出してきたのか、と思うほど、カッコ良い。自分と「同じ生物」とは思えません🤣
丹波哲郎さん、河原崎長一郎さん、野際陽子さんら、ベテランの一流俳優陣が、二人を支える。
原作ファンにおかれては、あの素晴らしい原作に比べると、、、とか、編集長・青江冬星(田中健)や鬼島軍曹(本田博太郎)のキャラが違う!とおっしゃるかも知れませんが、その辺りは自分も充分承知なのでご容赦を。
観ましたか。
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ちなみに、昨日7月23日は「米騒動の日」。1918年の同日に、富山県で米価の高騰に腹を立てた庶民が、米屋に押し掛けて、その動きが全国に広まった。米騒動の遠因は、1917年に起きたロシア革命。日本軍は、ロシアを牽制するため、シベリアに出兵する。
伊集院少尉は、このシベリア出兵に駆り出され、紅緒と引き離され、運命的なストーリー展開となりますね。
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