数週間前、母を亡くしました。 治療がうまくいかず、悲しそうに落ち込んでいる後ろ姿が頭から離れません。 痛い痛いと苦しんでいたのに、何もしてあげられなかった。

ああしておけばよかった、こうしておけばよかった、
その時は必死だったはずなのに、亡くなってからあれこれ考えますよね。
私も、母の足を切断させたことを後悔しています。
壊疽が進んで、本人も痛い、臭いと言っていて、
切断しないと死にますと言われて切断しましたが、
術後も断面が膿んできて、結局は命を削っただけだったように思います。
だったら、五体満足で見送ってあげた方が、良かったのではと思います。
やれるだけのことはやったのだと、そう思わないといけないのに、
どうしても前向きになるのは難しいですよね。
ましてや、ずっと病気の姿を見ていたのならなおさらです。
10年、20年と、長い年月を掛けて受け入れていくのだと思います。
無理に、今すぐこれで良かったのだと納得する必要はありません。
お互い、前向きになれたらいいですね。