赤ちゃん産むのってとっっっっっっても痛いんですよね..？ 鼻にスイカ押し込むぐらいってなんか聞きました。。 痛いの分かってるのに赤ちゃん欲しいと、私

無痛分娩もありますよー。
私は、和痛くらいに調節してもらってやって良かったですよ(そこそこ痛いけど、意識は保てるくらい)。

でもねぇたぶん…なんで出産の痛みには耐えられるようになっているかというと、体の自然な欲求だからなんですよ。

楽しく運動した時って、たとえ筋肉痛でも爽快感ありませんか？
もしくは、めちゃ激しく楽しいセックスしたときとか、ぶっといウ〇コが出たときとか。
そういう、最後は爽快感と達成感につながる種類の痛み、な、ようなんです。

出産時には、オキシトシンという子宮を収縮させて陣痛を起こすホルモンが出ます。
同時に、母体が前向きな気持ちでリラックスできれば、エンドルフィンという麻酔ホルモン(モルヒネの200倍の効果！)も出ます。
そうやって出産を乗り切れるよう、人体はできているんだそう。

ただこれが、陣痛促進剤を使ったり、医療スタッフに嫌な思いをしたり、怖いイメージがあったり、過度に緊張していたりすると、エンドルフィンが出ず、痛い苦しいばっかりになるんだそう。

運動で例えると、好きなものをやってれば気持ちがいいですが、無理やりやらされた体育のマラソンとか、苦痛以外のなにものでもない、みたいな。
　
だから、旦那さんが立ち会って励ますことに意味があったりするんだそうです。
　
このへん「オーガズミックバース」という映画に詳しいです。
（割と、医療否定派の映画ではありますが、そういう観点もあるのか、というのは知れます。）　
　
要するにどんな形でも「もうココで産むんだ！赤ちゃんも出たがってる！私も赤ちゃんに会いたい！」っていう、前向きな覚悟を決められるかどうかが、実はけっこう重要みたい。
　
その前に10か月（まぁたぶん実質は後半の5～3か月くらい）、お腹の赤ちゃんと「楽しみよ～」なんてやりとりする時間があるので、その間に「一緒に頑張ろうね」って思えるといいのかもしれません。