意見を聞かせてください！

おそらくそれは、俺はこんなにも息子の事を気遣ってるよ、可愛く思っているよ、という事を主さんにアピールする為でしょう。

何故そんなアピールをしなければいけないかというと、それは世間一般のお父さん達はもしくは旦那さんのイメージするお父さんは、一概に子供を愛し愛でる存在としてあって、その点自分はそこまで息子を心の底から愛せてはおらず、そのことを主さんに悟られるのが恐いので、といった自意識が行き過ぎたアピールに繋がっているのです。

実際に可愛く思ってはいるのでしょうが、それは所詮ケータイゲームにも負けるような「ワシ、色やったら青が好きや。」くらいの微々たる感情でしかないのです。

何故、それぐらいの思いしかない人が、実際におしめを変えている主さんに対等に意見することができるのでしょうか。それがまずおかしいのです。主さんもその事にごく当たり前の怒りを感じているのでしょうが、自意識ばかりで客観性のない旦那さんにそれを説くのは至難の業でしょう。ここに秘伝を伝授いたしますので、洗いものの片手間などに聞いてください。

まず、旦那さんがまた「これ虫刺されじゃないか？お前がよく見ておかないからだ。」的なことをのたまった場合、すかさずこう反撃してください。
「虫刺され？いや、そんなはずはない。虫は見つけ次第捕まえてお前の部屋に放しているので、お前が刺されることはあってもこの子が刺されることはないよ。」

ニュアンスは変えても構いませんが、「お前」は絶対に入れてください。「御前」の一言で、ヒエラルキーの上下をしっかり認識させるのです。

ここで猿並みの知能しか持ち合わせぬ旦那さんは、凄んで来たり、手を出してきたりするでしょうが、ケータイゲームに熱中してしまうような男子はそう強くありませんので返り討ちにしてください。

ほとんど一人で息子の世話をしている自分にもっと自信を持ってください。その力量に酔いしれてください。旦那さんなんて結局口だけで太刀打ちできないんですから。(秘伝はどこへいった？これこそ乱筆。お許しください。)