親と上手く話せない30歳既婚女です。 この年でお恥ずかしいですが、特に母親と話が出来ません。 もう小学生高学年くらいからずっとで、親には自分の話を全くせず、

私の母も似ています。
親だから強い保護者でいてほしい。期待する分、事実は弱くてネガティヴな性質に失望させられ腹立たしい。

私が精神的に楽になった考え方がいくつかあるのでご紹介します。
ひとつは「肉の年齢と魂の年齢は違う」という考え方です。輪廻の生まれ変わりの回数や今生の生きるテーマが各自オーダーメイドの訓練メニューがあること。年長者であっても生まれ変わりの回数が少ないと未熟だし、若くても円熟した心魂を持つ人もいる、と。それを聞いて、私は自己満足ですが、母親のほうが未熟と思うことでだいぶ気楽になりました。
母親といっても現世の役割であって、所詮は弱い女性なのだと。守ってあげようという気持ちに変わりました。

もうひとつは対人関係の3大悪は自己憐憫、責任転嫁、依存心ということです。ご相談者はお母様への依存を自覚しておられます。母親の未熟さを嘆くのは自己憐憫。母のせいで娘の性質も同じになったという責任転嫁。3大悪が揃い踏みです。

もうひとつは、ネガティヴな発言は、悪口や愚痴を発する本人が、自身の劣等感を癒す目的で、その場にいない第三者を蔑めるのだそうです。虚勢を張るといった行動です。
私の場合、父や姉妹の愚痴を本人の不在時に母から吹き込まれることで、姉妹全員が父親不信に育ちましたし、姉妹の間でもケンカはしませんが警戒心があるように思います。
幸いに私は母の女性としての性質に気づきましたので、父に依存する母ゆえの愚痴だったと今は知っていますし、姉妹の自己認識についても、母の発言や評価を鵜呑みにしないよう注意しているところです。

人生の目標は各自の能力や境遇に応じた課題を乗り越えて、とにかく生き抜くこと。3大悪を抑えて自立すること。それで少しでも人格を改善することだそうです。母親を半面教師として引き続き切磋琢磨して参りましょう。