自分の本性に気付いてしまい複雑な気分です。 夢を一時的に諦めて大学に行くことになりました。 自分で言うのもなんですが塾や参考書などがなくても成績が良く、

祖父は既に亡くなっていて、祖母は会話もろくにできない状態で高齢者施設に入っています。そもそも遠方のド田舎にいまして、あまり交流も多くはなかったですが。
収入については、キツくて辞める人はいますが低賃金で辞める人の話はあまり聞かないです。平均収入もサラリーマン平均より上です。

成績的にはまあ良い大学も大体平気だろうと言われてるくらいです（だからこそ周りが大学進学に躍起なわけですが……）
得意科目は理系ですが、たしかに狙いたいのは文系です。実は大学に行きますと折れたのはセンターの締切後です。正直言うと、一般しか受けられない状態で全落ちして「浪人するくらいなら専門でもいい！」が理想ですが……まあ母は浪人してでも大学派でしょうね。

何になりたいのかは伏せますが、なりたい仕事関係のアルバイトをしています。高校生バイトなので雑用みたいなものですが、一回だけ現場で使って貰ったことがあるんです。
現場仕事の中でも雑用中の雑用みたいな仕事を何時間もやりました。
でも全然キツくなかったんです。このまま何日でも立って動いていられると思うくらいには疲れという感覚がなくて、まだまだもっとやりたいと思いました。ただただ楽しかったです。自分の作業がほんの一部でもあの完成品を形作ったんだと思うと惚れ惚れしました。

セーフティネットとして大学に行くという考え方はアリだと思います。
でもあれ以上にベタ惚れできるものはきっとないだろうなと思います。
作品は自分の鏡です。日々の練習で少しずつ上手くなっていくそれが、私の自己肯定感を作ってくれました。だからいじめられていても平気でしたし、この9年間母に挑む勇気をくれました。
私の一番の味方です。私はあれを愛しているので、遠回りになっても絶対にやり遂げたいです。