虐待

それが虐待となって現れる

しかし、当人にとってはそれが正義なため、頭では悪いことだとは分かるが、それが心に響かない

心では正義を感じるので、逆に子供が睨み付けたことが悪に見える

その悪を成敗することにより、偽りの自分を正当化し、偽りの自分を正当化することにより母親に復讐する

こうして母親に強いられた人格に罪を犯させることにより気が晴れる

これは犯罪者を死刑にしてるのと同じ仕組み

心理的なところでは偽りの自分が、ありのままの自分にとっての罪人であるが故に、偽りの自分を殺す為に、偽りの自分に罰を与えることによる正義を行うわけ

こうなってしまうと、反省しないことが正義となる

秋葉原通り魔の犯人や光市母子殺害事件の犯人など、全く反省の色がない犯罪者は虐待やイジメによって、ありのままの自分が殺されたことにより、社会に復讐した

その復讐を覆し反省するなんてことは心理的に出来ない

反省することがどれだけ苦渋なことかというと、あなた達がこのヤクザ男の為に涙を流し愛情を注いであげるほど難しい

敵に愛情を注ぐなんて出来ないよね

それと同じようにヤクザ男も敵に涙は流さない
反省しない犯罪者は、そういう価値観を押し付けられながら育てられたわけ

こういう人を育てない為には、みんなが躾というものをちゃんと理解すること

世の妻は姑から躾られると「シネと」陰口を叩く
夫から躾られるとDV夫だと叱り狂う

しかし子供に暴言を吐いても「これは躾です」とシラを切る

こうして弱肉強食を行いながら、この社会は弱肉強食を辞めるべきだと他人に訴える

他人に訴えたところで何も変わらないのに、他人他人他人、外にしか目が向かない

なぜ外にしか目が向かないのか
躾られたからだよ

「人様に迷惑をかけるな」「あんたは行儀悪いから、あの子を見習いさない」「どうして成績が悪いの！」そうやって自分に目を向けずに、他人に目を向けなさいと洗脳されたから、他人他人他人と人の短所ばりが目に付くようになってしまう

そういう目を養って来たから子育てに於いても、自分のことは棚に上げ、子供の短所ばかりが目に付いて「ああしなさい、こうしなさい」とありのままを認められず、親にとって理想的な良い子に洗脳してしまう

理想的な子供に矯正しながら、親は「普通の子になって欲しいだけ」と完璧を求めてるわけじゃないと言う