男はつらいよ 知床慕情。1987年。シリーズ第38作。マドンナは、竹下景子さん3回目の登場。今や世界遺産となった知床にて、渥美清さんと三船敏郎さんの豪華共演。

リナさんおはようございます。
フランダースの犬は、初期の作品、ということもあり、名作劇場の「代名詞」的作品になっていますね。自分はセリフを暗記しているレベルで観ています。

序盤にネロとパトラッシュがおじいさんと一緒に暮らすようになってからは、淡々と静かで平穏な生活の様子が描かれますが、、、

【ネタバレ禁止】以降は、怒涛の勢いで不幸がネロとパトラッシュに襲い掛かります。

あのラストシーンが、あまりにも有名ですが、観ていて本当に辛いのは【ネタバレ禁止】や【ネタバレ禁止】のエピソードです。

最後はおそらくご存知の通りのラストです。アニメに限らずハッピーエンド云々、バッドエンド云々はよく語られますが、あの作品の解釈は、ナレーションでも言っているように、ネロとパトラッシュはもう寒さや飢えに苦しむこともない、虐げられることもない、平穏で幸せな世界に行った「ハッピーエンド」である、という解釈もありますが、あの時代、あまりに貧しく、世の中があまりに無情で無慈悲、ということに言及した、ウィーダ（原作者）なりの矜持でしょう。

名作中の名作ではありますが、自分はもう観たくないかな、とは思っています。

名劇は、
①フランダースの犬、
②母をたずねて三千里、
③あらいぐまラスカル、
が初期の3作品ですが、自分はやはり、

④作目の、ペリーヌ物語
以降が好きですね。

ぜんぜん関係ありませんが、プリキュアシリーズに「スマイルプリキュア」という作品があり、ハッピーエンド、バッドエンドをテーマ、モチーフにしていますが実に秀逸です。

キュアハッピー（星空みゆき）を演じた福圓美里さんは、明後日が誕生日です。