多くの人はなぜこんなに醜いのか

仏教の教えによると、この世は「四苦八苦の世界」なのだそうです。
生・老・病・死に加えて、好きな人とは別れねばならず、イヤな人とは会わなきゃならない、欲しいものは手に入らず思うに任せない。
人の世とは、そういうものだそうです。

だからその中で、少しでもいいことがあれば、それはもう滅多とないこと、「有り難い」ことなんですね。

この世を「四苦八苦の世界」と思い定めてしまえば、少しの事に「有り難い」と感謝できます。
そういう小さいことの積み重なりで、私たちは生かされているのだなあ、と。

自分の思うように、生きればいいと思いますよ。
ただ、自分が「イヤだな」と思うような人にならないようにだけ、気を付けていけば。

この世は四苦八苦の世界だけども、たまにはいいこともあり、いい人にも出会えます。
その、小さな幸せに感謝しつつ、自分がイヤな人にならないよう、気を付けながら生きていけばいいかな、なんて思っています。

闇を見つめ続ける事で、初めてその中にも光を見付けることができるのだと思います。